英文解釈について

ゆー投稿 2019/5/4 17:15

高3 文系 茨城県

早稲田大学志望

現高3です。英文解釈70というのをやっているのですが、これが長文に生きていく気がしません。
英長文全部の文を文型に当てはめたり何が何を修飾したとか考えなくてはならないのですか?これだと間に合いませんよね?英語の文を読んでいって英語のまま理解できないものだけ英文解釈の知識を使うのですか?それとも和訳の問題の時にだけ使うのですか?用途がイマイチわかりません。

使い方を教えてください。

回答

投稿 2019/5/4 18:29

早稲田大学商学部

まず英文解釈の長文における有効性に関する議論ですが、結論から言ってこの技術を蔑ろにすると長文での得点とスピードは合格レベルに達することは不可能です。
仰る通り、本番時はいちいち文章を解釈をしている暇はありませんから直読直解で読んでいきます。長文における受験生の課題は速読です。この速読と英文解釈は全く逆なものだと思いがちだからこそ気がつきにくいですが、速読と不可分の関係にあります。まず、速読は雑に速く読むことではなく、読解の精度をなるべく落とさず早く読む技術です。精度を落とさずにということは、ゆっくり読んだ時はほぼ完全に解釈できる基礎がないと話になりません。つまり、解釈は正しい速読をするために必要な基礎づくりの分野です。ここで、解釈に必要な着眼点などを確実に定着させることで、直読直解で速読するときに無意識のレベルで正しい解釈ができるようになっていて、読解の精度が高い速読が可能になります。
あとはおまけレベルの効果ですが、質問にあるような難解な構造の解釈をするとき、和訳問題を解くとき、そして文法問題を解くときにもその力は応用できます。

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