早稲田の転部制度とは?
大学入学後に学部を変えることを転部といい、早稲田大学をはじめ日本全国の多くの大学で転部制度があります。転部制度を使うと、転部前に得た単位を転部後の学部の単位に換算し、4年間で卒業することが可能となります。早稲田大学内でも学部によって転部可能な学年は異なっています。私が転部する政治経済学部は2年からの転部のみが許可されていますが、例えば商学部では3年から、国際教養学部では2年からです。詳しくは学部ごとのHPに記載されています。大学に入学して学部に入って勉強をして、本当に学びたい分野が見つかった人にとってはとても助かる仕組みですね(^^)
なぜ転部したの?
国際協力や留学、英語での授業に興味があり、国際教養学部に入学しました。しかし、自分の適性や将来を考えた時に自分に合っているのは他の学問分野であると感じ、転部を決意しました。
私の周りにも大学に入学してから本当に学びたいことについて悩む人は多くいますよ。
転部試験
試験は2年生になる1か月前の3月初旬、筆記試験と面接試験の計2日間行われました。私の受験した経済学科は、筆記試験はマクロ経済学入門・ミクロ経済学入門の合計1時間とTOEFL-iBTの合算形式です。面接試験は大学教員2名対学生1名の10分程度でした。転部したい理由や経済学科で学びたいことなどを質問されました。毎年受験者数も合格者数もバラバラなので、合格人数が決まっているわけではなく、合格基準が決まっているのだと思います。
学部選びに悩んでいる高校生へ
高校生の時の私を含め、受験大学や学部を迷っている高校生が多いのではないかと思います。私の周りでは、大学に入学してから本当に学びたいことを悩む人も多くいます。
高校生の時に迷うことももちろん大切ですが、大学に入学してから他に学びたいことがあれば努力次第で転部をしたり、転部せずに自分で学んだりすることもできます。
大学生は学びたい意欲さえあれば何でも自由に学べるので、今はあまり肩を張りすぎずに自分の将来についてよく考えてみて下さい。