商学部の選択必修授業

慶應義塾大学では、先述の5種類の「必修科目」に加えて、いくつかの「選択必修科目」が存在します。
「選択必修科目」とは、「この中からすべては履修しなくてもいいけど、少なくとも決められた単位分は履修してね」という科目群のことです。

商学部では、商業を学ぶ上での基盤を形成する「基礎基盤科目群」と、商業学の中でも一歩踏み込んだ内容の核となる「専攻核科目群」、そしてさらに一歩踏み込んだ専門科目である「専攻基本科目群」の3つがあります。

商学部の選択必修①-基礎基盤科目―

商業を学ぶ上での基盤を形成する「基礎基盤科目」には、以下の3科目があります。

・経済史
・社会経済学
・私法基礎

これら3科目の中から、決められた単位分を履修します。通常、この中から1科目を選ぶことが多いです。
ちなみに、私法基礎というのは、個人の利益に関する法律のことで、つまり実際にビジネスを行うにあたって気にしなければならない法律を学びます。

商学部の選択必修②-専攻核科目―

商業学を一歩踏み込んだ科目のうち、基礎となる科目群が「専攻核科目」です。
専攻核科目には、以下の5科目があります。

・経営学(環境と戦略)
・経営学(組織と管理)
・基本簿記と財務諸表の見方
・商業学
・産業経済論

これら5科目の中から、決められた単位分を履修します。通常、ほとんどすべての科目を履修することになります(笑)
個人的には、経営学が非常にオススメです。会社という組織がどのように経営戦略を考え出したり、何百人という人数がいる組織をどのように管理しているのか、といったことをパターン化して学べます。

商学部の選択必修③-専攻基本科目―

最後に、商学部の中でも特に専門分野に特化した学問を扱うのが、「専攻基本科目」です。
専攻基本科目には、以下の8科目があります。

・応用経営学(企業をめぐる諸課題)
・応用簿記
・財務会計論
・管理会計論
・監査論
・企業法
・マーケティング・マネジメント論
・経済学

これらの中から決められた単位分を履修しますが、通常は1科目ないしは2科目を履修します。
つまり、「商業学の中でもどの分野に特化して学びたいか」ということを、この選択科目では問われているのです。

会社の財務管理をしてみたいなら「財務会計論」や「管理会計論」、「監査論」あたりですし、会社の中で経営やマーケティング、商品のブランディングや組織のマネジメントをしてみたいなら、「応用経営学」や「マーケティング・マネジメント論」となります。

3,4年生になると、こういった特定の専攻科目を学びたい人たちがグループを組んで勉強を始めます。これが「ゼミ」です。

さて、商学部の授業に関しては以上です。次に、商学部の就職先についてお話します。

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