- 慶應文学部・法学部を目指しています。小論文の対策方法を教えてください。(相談日:2016.10.08)
- 回答者:慶應義塾大学環境情報学部1年生
慶應文、法を目指しています
秋頃になり、そろそろ小論文の対策もして行こうと思います
しかし、うまく勉強法がわかりません。
新聞を読むといいなどいいますが、含まれている情報量が多いのでよくわかりません、
文学部だと、やはり色々な本なども読んでおいたほうがよろしいですか?
あと、文、法で、小論文で差がつくということはあるのですか?
新聞は確かに読んでおいて損はありませんが、一面や大々的にピックアップされてる記事のみに絞って時事問題をザッと確認する程度で問題ないと思います!
自分の場合は、多様な問題について短編評論として纏められた書籍(「これからどうする-未来の作り方」という分厚めな本)を斜め読みして、情報のインプットをすると同時に論理的な意見陳述はどのようにしているか(問題提起、事例提示、主張、結論などの流れ)を参考にしていました。
慶應の文・法は自分も受験した経験がありますが、文学部の小論文はカッチリしたものではありませんでした。
課題文を読み、自分の経験や知識に沿って意見をまとめる。「ちょっと面倒くさい作文」という印象でした(笑)。専門的な知識というものは法学部のそれと比べたら必要性はかなり低いはずです。
法学部は文章・設問とも難しいですね。ちゃんとした解答を目指すなら、ある程度の社会科学問題のインプットも必要でしょう。ですが、法学部は英語と社会の2科目合計で足切りがあるので、まずはそちらの実力を固めましょう。
受験生の大多数がその時点でバッサリ切られます。足切りさえしのいでしまえば、可能性は一気に高まります。
小論文は論理が一貫していて文章形式に不備が無い書き方がなされていれば(あまりにも論理破綻した記述をしなければ)合格に一気に近付きます。
法学部に受かるためには、何が何でも英社を磨く必要があります。
文学部は逆に英社小論3科目全てチェックされるので、法学部に比べたら小論文対策にある程度の時間を割くことも必要でしょう。がっつり得点に関わってくるので!