勉強時間を安定させるには

どら投稿 2024/3/13 07:45

高2 文系 京都府

大阪公立大学現代システム科学域志望

もうすぐ高3だからやばいことはわかってるのに、どーしてもそのときそのときの気分で勉強時間が結構左右したり、ぼーっと考え事をしてたりしてあっという間に何時間も時間が過ぎてしまっていることが時々あります。そのようなときはどうしたらいいでしょうか?なにかアドバイスがあれば頂きたいです。お願いします。

回答

きさらぎ投稿 2024/3/13 20:27

慶應義塾大学文学部

 もし勉強計画を立てていらっしゃったら、それが一日のやることリストをずらっとならべてみたいなものになっていないでしょうか。それだと、例えば朝の計画とか休憩後のやる気とか、ともかくちょっとしたことが原因となって全ての勉強計画が総崩れするイメージがあります(あくまで私個人の見解なのですが。。。)よって、何時間勉強したかとか、時間にフォーカスを当てることからいったん頭を離して、一定時間あたり(一日あたりに)何を成し遂げたのかということの側にフォーカスを当てて頂きたいと思いました。もちろん発想の転換なので初めは戸惑うかもしれませんが、これは私の受験失敗の経験を顧みても、勉強の本質を突いた事項です。↓にこのことを意識した勉強計画のた
てかたの一例を示します。

まず一日を三分割します。午前、午後、夜といった具合です。そして、一つ一つのブロックに対して2から3個やるべきことを割り振っていきます。午前はあまり時間が無いので2個、午後は時間がわりに長いのでやるべきこと3個といった風です。もし丸一日のやることリストをずらりとならべてしまうと、どこか果てしない感じがしてやる気がそがれていしまうと思います。一日中同じ水準の集中力を持続できる人なんてほとんどいないと思います。ですから、一日を三分割することによって、一つ一つの小さなブロックにてやることリストを作る感じで細分化すると気が楽ですし、切り替えができて集中も続くのではないでしょうか。実際にやることを割り振るときには、朝は頭がさえているので頭がよく働く数学を、夜はお疲れモードなので暗記物をゆっくりと、といったようにいろいろ工夫ができると思います。ぜひ自分なりのスタイルを確立して欲しいです。
 また、この三分割法を実行するうえでの心構えの話ですが、午前・午後・夜の3ブロックのうち、少なくとも2ブロック集中できたらOKだと思いましょう。繰り返しますが、丸一日集中を持続させるのはほとんど不可能です。そのための三分割法ですから。最後一日を振り返ったときに、「朝はちょっと眠くてなかなかはかどらなったけれど、午後から夜にかけては大分集中できたからよしとしよう」と、これくらいの「心の余裕・ゆとり」が本当に大切です。私たちは人間ですから、受験といえども、健全な心身が第一です。このことを頭の片隅においておいて頂きたいと思います。

 あともう一点、「すき間時間の活用」は言うまでもなく有効です。同じすき間時間でも、電車の通学の際のすき間時間とか、お風呂の時間とか寝る前とか、毎日同じような時間に必ず行うことと勉強とをセットにすると強いです。というのも、勉強が習慣化されますから。そのときに勉強していないとむしろ変な感じがするとう感覚に達するともうこっちのものです。私も電車通学のときは気が付くと英語の単語帳を持っていたました。私の英単語力はほとんどこの電車通学の時間だけで培われたものです。ですから、こういったすき間時間は有効に使うとあなたの大きな武器になります。ぜひ意識的にとりいれてみてください。

 いかがでしょうか。特に一日三分割法については戸惑かもしれませんが、一度試してみる価値はあ
ると思います。私もこれで勉強の習慣がつきましたし、何より成績が伸びました。ぜひ一意見として
参考にしてみてください。質問者さんの受験生活が実を結ぶことを心より祈っています。
体調には十分留意して、よく寝て、「楽しみつつ」頑張ってください。応援しております。

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