完了形の使いわけがわからない

しんじゅ投稿 2018/6/30 20:41

高1 理系 埼玉県

東京大学理学部志望

英語の完了形の使い分けがわからないです。
日本語から完了形に直すときにいつも間違えてしまいます。どうしたらいいですか。

回答

ジュン投稿 2018/7/13 20:06

慶應義塾大学経済学部

まず、完了形の用法に当てはまるか考えましょう。
完了形の用法は3(4)つです。

1完了・結果「〜してしまった」
2経験「〜したことがある」
3継続「〜し続けている」

いづれも現在に影響を及ぼしているのが共通点です。

そして完了形と間違いやすいのが過去形ですね。
過去形のキーワードは”断絶感”です。
つまり過去と今で状況が大きく違う時に用います。例えば歴史は必ず過去形です。故人を主語にしても過去形です。
この断絶感は敬語表現にも用いられ、自分と相手に、明らかな立場上の違いがあれば過去形を用います。たとえば、
will you〜?ではなくwould you〜?のように

それでは、これは如何でしょう。

Ainstin has been to Tokyo twice.

解説↓

訳:アインシュタインは東京に二度来たことがある。
アインシュタインは故人なので過去形を使うべきですが、現在完了ですね。つまり、「現在の東京はアインシュタインの思想・発見の影響を少なからず受けている」、ということ暗に意味しています。ただの歴史上の事実を述べていないことが伺えます。

1A5CE0565E4B4CEA921C02AD2E34B77D
0245AC4213CC4792A0C19EC784307A04
J1xSk2QBp00JfyF5ihWz