何か足りない

受験生投稿 2024/3/9 05:56

高2 文系 東京都

早稲田大学商学部志望

偏差値55の早稲田志望の春から高校3年生になる者です。まず予定として3月までに英単語、英文法1冊覚え、基礎レベルの英文法、古文などをやり世界史の今習った範囲までの復習という計画を立てたのですが、これを1ヶ月でやるという計算をすると思った以上に一日のやる量が少なくなってしまい困っています。他に何をやればいいですか?偏差値が55なので絶対になにかやらなければいけないっていうのは確実なのですが何をやれば良いのかがわかりません、

回答

きさらぎ投稿 2024/3/9 06:49

慶應義塾大学文学部

 アウトプット中心の勉強になっているでしょうか。勉強の中心は、脳科学的にみてもやはりアウトプット中心にすべきなのは、近頃よくさけばれていることです。特に世界史みたいなのは、ともそると、ずっと教科書を読み続けたり(字面を追い続けたり)、すぐにアテネ・スパルタとか原始時代とかに後戻りすることがよく起こります。本当に覚えられているだろうか、という不安などからです。しかし、肝心なのは繰り返しますがアウトプットです。
 世界史などでも、アウトプットしながらインプットするくらいのつもりでいてください。常に単語帳や一問一答の問題集を使ってどんどん「思い出す」という刺激を脳に!下に、英単語張を一例にとって、このアウトプット型の勉強のやり方の例を示します。

 まずその単語帳を一冊ざっと目を通します。このとき、同じ単語やページに長い時間をかけてはなりません。ある程度、「ああこんな単語があるのか、この単語はこういう意味なのか」とわかれば、次々に前にいって、おろそかにしてはなりませんが、きもち丁寧くらいでとにかく早く一周、目を通します。これによって全体像を脳の潜在下でなんとなく感じます。加えて、「生まれてこの単語一度もみたことがない」という事態がその単語帳において事実上なくなりますね。これは精神的にもとてもうれしいし、以降の暗記作業において無意識下で有効に働いてくれます。ですからとにかくはやく初めての一周を終わらせてください。 
 この後はひたすら演習(赤シートで隠して「思い出す(思い出せずプチ悔しい思いをする)経験」を積みます。このときも、どんどん前に進んで最後までたどりつくことをめざしてください。同じところで長らくとどまっていてはいけません。ある程度覚えたと思ったら、すぐ次にいって、そのかわりまた「戻ってくる」すなわちその単語帳を反復するのです。もし一周全部通すことを繰り返すのが
苦しければ、いくつかのブロックに割って、各ブロック内で繰り返し反復しましょう。
 その単語をどれくらい長い時間かけてみたか、ではなく何回・何度見たかが最も肝腎になってっきます。もっと肝腎なのは、その単語を「何回思い出したか」です。ですから、赤シートや手で隠すことを忘れないでください。覚えられていなくて最初は苦しいですが、覚えるほど本当にはかどります。
 さて、具体的にですが、赤シートで隠してなお思い出せた単語に印をつけていきます。多くの人は分からない単語に印や付箋をつけると思いますが、私はこれをした当初、分からない単語だらけで絶望してやる気がなくなりました。ですから、覚えたら覚えるほど(思いだされば思い出せたほど)に正の字の印を増やしていくのが精神的にもはかどると思います。進捗状況も目に見てわかりますし。こんな具合で単語帳がボロボロになるまで反復してください。

こうみてみると、いくら三科目といってもやることが「終わったり」、勉強が「手持無沙汰」になる
はなかなかないはずです。どんどん解いて解いて、演習をつんでください。
最後まで、質問者さんが充実した受験勉強生活をお送りになられることをこころより祈っています。
頑張ってください!!!

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