速読の練習

こー投稿 2024/1/31 09:58

高2 理系 神奈川県

日本医科大学医学部志望

長文の速読の練習には音読といいますが、音読した文章の解釈が正しかったのかどうかの判断は、どうしたらいいのでしょうか。

訳を見て判断するとなると、音読したあとで結局返り読みが必要になりませんか?

また、丁寧に構文解釈した後に音読したのでは
、音読の前に返り読みをしていることになるので速読の練習にはならない気がするのですがどうでしょう。

現在高2、読めているのにスピードが伴わず失点が多いので、あと1年でなんとか間に合わせたいです。

よろしくお願いします。

回答

パンジャ投稿 2024/1/31 10:43

慶應義塾大学経済学部

速読のために音読、とても効果的な勉強法です。是非以下のことに気をつけながら続けて欲しいと思います!

——————————
①文章全体を理解し尽くした上で行う。
②質より回数を意識。
③出来れば音源付きのものを。
——————————

①について、読む前に文章の頭から尻まで抜かりなく理解する必要があります。
具体的には、「単語、熟語、構文、和訳」などですね。なので、長文読解で解いた後にそのまま音読するなんて流れにすると、一気通貫で効率的になります。
これに関しては、流石に一度インプットしてから読まないと音読しても内容が入ってこないからです。慣れないうちはSV振ってみたりしながら一文一文丁寧に精読する段階を疎かにしないように。

②については、①を終えた次のステップの話です。
ゆっくり読めば内容を理解出来る段階でしょうから、音読を通してその理解速度を上げましょう(直読直解出来るように)。
ここでよくある質問として、和訳を暗記してしまってるから意味ないんじゃないか、といった事が挙げられますが、気にせず声に出して読みましょう。最初は暗記だけに頼った理解になるでしょうけど、回数を重ねるとその理解回路は変化しますから!
回数の目安は、一定のリズムで詰まることなく音読して頭にスっと入るようになるまでですね。なので、初めは50回以上になることもザラにありますが、継続すればする程激減していくでしょう。

③について、②にある程度慣れてきたらの話ですが、「シャドウイング」というのが効果的です。
シャドウイングとは、英語の音源の後に続いて自身も音読をしていくもので、ネイティブと同等のスピードや発音の習得を目指すものです。
通常、文章は見ずに音だけを頼りにやるものなのですが、文字を見ながらやるだけでも非常に効果的です。
これは速読だけでなく、スピーキングやリスニングにも活きてくるので是非オススメです。

長くなりましたが、音読は英語上達の上で最も重要な勉強ですから、時間を惜しまずこだわりながらやって欲しいです。
頑張ってくださーい!

FFK0yoIBTqPwDZPufc0Y
CF46CF41498C41BA94CAD9198CAC9AA0
KHeIHR1nLrBfYUfxgt0g