早稲田過去問 12月から直前期まで

かえる投稿 2023/12/13 19:33

浪人 文系 神奈川県

早稲田大学文学部志望

自分は一浪生で、早稲田文、文構、人科を受ける予定です。科目は国語英語日本史です。現在は演習に入り、過去問も少し手をつけています。しかし未だに過去問演習で最大効果を出すためのビジョンが見えていません。そこで、
・何年分やるのが最も適しているのか
・何回もその年の問題を繰り返すべきなのか
・どのようなサイクルで回すのが適切なのか
(○日で○年分、など)
・演習の際の注意するべき点
を教えていただきたいです。

加えて、直前期まで○○ができていれば安心というようなものがあれば精神的にも余裕ができるので、あれば教えていただきたいです。長文失礼しました。

回答

kobayash投稿 2023/12/14 03:24

早稲田大学社会科学部

かえるさん初めまして。

本回答では、

①過去問を何年分やるか
②繰り返し同じ過去問を解くべきか
③どのようなサイクルが適切か
④演習の際の注意点
⑤直前期までに出来るようになっておきたいこと

の5点で回答致します。

と、その前に、一つ申し上げたいと思います。

おそらくかえるさんは過去問のやる意味をまだ理解できていないと思います。
なぜ過去問をやるか考えてみてください。

その答えは志望校と自分の実力にどれだけギャップがあるかを確認するためです。

過去問は参考書や教科書とは異なる役割を持っています。参考書や教科書はギャップを埋めるための道具です。一方、過去問はギャップの確認をする道具です。
この違いを念頭に置いて、以下の回答をお読みいただければと思います。

①過去問を何年分やるか

結論、できるだけ多くです。

人によって何年分やれば良いかは当然変わります。基礎ができない人が5年分、10年分とやっても意味がないからです。
私はかえるさんの得意科目、実力の伸び方、やってきた参考書、ましてや偏差値すら不明です。その状況で一概に「〇〇年分やればok」などという安直なアドバイスはできません。

ただ間違いなく言えるのは、基礎固めが終わっているなら、
a.過去問を解いて苦手分野を発見
b.苦手分野を固めなおす
c.再度過去問にトライ
のサイクルをひたすらに繰り返すことです。
苦手分野が1つたりとも無くなるまでやるのです。そうしていけばあるタイミングで合格点に到達します。このタイミングは過去問を1年解いた時かもしれないし、10年解いた時かもしれません。したがって、何年分解けば良いかなどということは私の口からは言えないわけです。

もし過去問を解いて全問正解できるなら先ほどのサイクルのbはスキップできます。新しいものを解いて間違えるまでサイクルを回しましょう。
故に、過去問を何年分解くかの回答はできるだけ多くになります。

②繰り返し同じ過去問を解くべきか

結論、原則その必要はありません。

冒頭にも述べたことがその理由です。
ただし、ギャップが埋まったかどうかの確認という意味では時間を空けて解答を忘れた状態なら改めて解いてみても良いでしょう。あくまでも、ギャップを埋めるための道具として使ってはいけません。埋まらないからです。

③どのようなサイクルが適切か

結論、人によります。

先ほど②の回答で述べた通り、サイクルの回すスピードは人によって異なるからです。
したがって、かえるさんの学力の一切を把握していない状況で、〇〇日で何年分解くなんて具体的なアドバイスはできません。

④演習の際注意すべき点
これは視点によって様々注意すべき点はありますが、最近他の方の相談等をみていて思う注意点が2つあります。

1つ目はは英語長文を早く読もうとしすぎることです。おそらく今の時期だと、制限時間内に解ききれないと思います。それを焦って文章を読むスピードを無理に上げてしまうことです。「無理に」というのは、解答根拠を探すのが丁寧に出来ていない状態でということです。
常に根拠をもって解答をすることを意識してみて下さい。

2つ目は、各年の平均点を確認することです。よく過去問演習で〇割だった、〇%だったと、自分の得点だけで自分の実力を測ろうとする方がいらっしゃいますが、それは間違いです。平均点を調べてそれと自分の点数の差を基準に考えて下さい。平均点は大きく変わることがあります。平均点50点のテストで60点を取るのと、平均点70点のテストで60点を取るのとでは同じ60点でも価値が異なるのは分かると思います。早稲田では平均点を確認することができるので、ぜひ調べてみてください。

⑤直前期までに出来るようになっておきたいこと

これは平均点プラス2割を取れるようになっておくことです。
3科目全てが理想ですが、大変だと思います。2科目だけでも平均点2割を超えているかつ、残り1科目は平均点プラス1割を超えていれば素晴らしいと言えるでしょう。

上記が回答になります。
まとめると、
①過去問は苦手の発見に使い、できるだけ多く解く
②過去問のやり込みは原則不要
③過去問の解く頻度は自分に合った頻度で
④英語長文では解答根拠をしっかり持つ
 丸つけの際は平均点を調べる
⑤平均点プラス2割

です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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