英語長文を何回か読まないと意味が取れない

長文の問題を初見(1周目)で解く時はなかなか文の内容が頭に入らないのですが、一通り解き終わって見直しをする段階に入ってから読むとしっかりと意味が取れることが多いです。
原因は何でしょうか?
また自分は基本的に段落ごとに読み進めているのですが、長文を解く時は一通り文を読み終えてから解いた方がいいのでしょうか?
模試では時間が足らずに見直せないので辛いです。

回答者:早稲田大学先進理工学部

初めまして

解決策:そのままで大丈夫です というか一通り文を読み終えてから解くのは避けた方が良いです

まず、問題の最後に内容一致問題がある場合
特に選択肢が英語のものは、高い確率で本文の流れと選択肢の順番はリンクしてるので、内容一致問題なのでもちろん間違った部分もありますが、話題は掴めるので、まず1つ目の選択肢を読んで、その正誤を確認するために本文を読む、わかったら、次の選択肢の最後を確かめるために読む、、というのを続け、その間に傍線などあればその都度問いに答えるのが、長文演習では有効です

また、入試問題、問題集の長文は基本的に英語のサイトや記事から持ってきています つまり、書き手が伝えたいことは結局1つなのですが、記事として載せている以上、読者に読み物としてクオリティのあるものを作る必要があるため、その主張を支える例示、対比、理由などが細やかに書かれているので、英語を学習中の僕たちには複雑に感じてしまうことがあるのです

なんで、各パラグラフ(段落)ごとに言いたいことも1つ(.主張、テーマ、理由、例示、対比など)なので、そのパラグラフの役割を考えれば、途中でわからない文が出てきても
これらは、非常に多くの場合パラグラフの先頭か末にあるので、そこから判断できます(例えばThere are three reasons.とくれば自明にそのパラグラフは理由について書かれていますね 考えてみれば当たり前のことしかないので、それを意識すればいいだけです)

「このパラグラフは◯◯のいいことを言ってるんだからネガティヴな内容じゃねえだろうな」
くらいの感覚で進んで構わないので
これだけで大分見通しがよくなるとおもいます

ゆーてこういうこと言いたいだけでしょハイハイわかってるんやで?くらいの余裕で文章読めれば、内容の概略把握はしやすくなります

問の根拠となる部分は精読するべきですけどね!
そのために、問いに関係しそうな箇所、前述のパラグラフの役割を明示している箇所はバンバンにマークして見直したときにそこだけみれば良いという状況にするのがベストです

という感じです、残りの受験勉強も頑張ってください?