CEFRB2を取るには

レイ投稿 2024/3/11 09:45

中学 文系 埼玉県

大阪大学文学部志望

大学受験向けてCEFRB2を取りたいのですがTEAPと英検凖一で迷っています。
どちらの方が点数が取りやすいでしょうか。自分自身のレベルとしては今年の共通テスト5割程度です。自分のレベルが低いことは分かっていますが出来るだけ短期間で点数をとりたいです。かかった時間と使った参考書。やってよかった勉強法を教えて頂きたいです。
個人的にはWritingとListeningが得意でReadingが苦手です。(新高1中高一貫生)

回答

羽花投稿 2024/3/12 00:09

早稲田大学教育学部

レイさん、初めまして。英検準1級もTEAPも両方受験しているので回答させていただきます。

結論から申し上げますと、個人的には英検準1級の方が良いと思われます。主な理由は、英検準1級で出題される単語などの範囲が限られていることです。

英検準1級は過去問や専門の単語帳などで十分に対策し合格出来ますが、それに対してTEAPは全レベルを対象としているのでより幅広い対策が必要となります。

実際に両方受験した感想としても、TEAPの方が勉強量に対し点数が見合わずコスパの悪さを感じました。
(具体的に申しますと、英検準1級は2週間の勉強でスコア2350点だったのに対し、TEAPは1ヶ月勉強してやっと英検2300点相当のスコアでした。)

また、英検の場合CBTでなければスピーキングは別日となるので、2次試験の対策の時間も十分に取れますが、TEAPの場合はスピーキングも含め1度にやるため、4技能を完璧な状態にして試験に臨まなければなりません。
集合時間が9時で終了が17時と長丁場にもなるため、途中で集中力も削がれるということも点数を取りづらい原因でしょうか。

とりあえず、ここでは英検準1級を受験すると仮定して、勉強法をお伝えさせていただきます。

まず、listeningが得意だというのはかなり武器になります。私も本番ではreadingが6割取れなかったのですがlisteningで9割取ったので取り返せました。listeningの勉強はもちろん大切ですが、努力ではどうにもならない部分も少しあるのでlisteningが得意というのは誇ってくださいね。得意な上で対策をするとしたら過去問が大事です。過去3回分は少なくともやりましょう。耳を慣らすためにTedtalkやBBCニュース、CNNなどを英語で聞いてみても良いかもしれません。

writingはかなり高得点が狙える部分ですので、得意であるなら8割9割、満点を目指しても良いと思います。こちらも過去問を解いて書いてみましょう。英検準1級で聞かれる質問はspeakingの問題に似ていることが多いです。speakingとwritingの対策を一緒にやって、意見を書く⇒それを手短に話す ということを繰り返しやっていきましょう。(意見を自分の言葉で話す⇒文章に起こすでもOKです。)学校の先生に頼れるなら積極的に頼って、添削をしてもらいましょう。冠詞や時制、複数形など自分では気づけない思わぬ落とし穴で得点を下げてしまうのはもったいないです。

speakingはwritingのところで述べた通りです。YouTubeに予想問題や模擬問題が載っているのでこちらで対策をするのが良いと思います。学校英語の先生、ネイティブの先生がいらっしゃるなら1度は面接の練習をしてもらいましょう。 ただ、speakingの対策は1次試験が終わってからでも全然間に合うのでこれは後回しですね。attitude3点満点を貰うために、笑顔で大きな声で、自信を持ちハキハキと喋ることを意識してください。
余談ですが、日本語が胸式呼吸で会話をするのに対して英語は腹式呼吸です。しっかり息を吸って話しましょう。

さて、最後にreadingについてです。レイさんはreadingが苦手とのことですが、考えられる理由としては
①単語の知識不足
②基本的な文法力不足
③読むのが遅い、単語も文法もわかるけど内容が取れない
などでは無いでしょうか。

①についてですが、英検の場合出題される単語が限られているのでreadingは知識問題で取れるようにしましょう。過去問で出てきた分からない単語は正解の選択肢はもちろん、不正解である選択肢の単語を覚えるようにしてください。WordHolicというアプリは自分で単語帳を作れるのでオススメです。スキマ時間でコツコツやりましょう。おすすめの参考書は
🌟英研分野別タ-ゲット英検準1級語彙イディオム問題500
🌟でる順パス単英検準1級
🌟英検準1級過去6回全問題集
です。
単語は本当にいくら覚えても損は無いです。1日50~200と多めに設定して繰り返しで覚えていってください。

②に関してはその場しのぎで対策できるものではありませんので、大学受験をターゲットとして対策していけばいいのではないかな、と思います。時間があるのであれば文法書をまずは1冊終わらせましょう。

③もすぐに解決できるものではありませんが、速読力を
鍛えるためには音読が不可欠です。解き終わった後に意味を理解した上で、音読を繰り返してみましょう。また、英文を読む上で大切なのは
🌟タイトル
🌟第1段落と最終段落
🌟設問
です。まずはこの3つをしっかりチェックしてください。

英検は対策しやすい上に、TEAPに比べて大学入試の汎用性がかなり高いです。もちろんTEAPも上智大学を筆頭として利用できますが、明治の国際日本などは英検のみスコア提出が認められていたりします。これらを鑑みてもやはり英検がいいのかな、と思います。

まだ高校1年生でも高い目標を持ち、努力を重ねるレイさんを心から尊敬していますし、応援しています。追加の質問があったらコメント欄やメッセージなどで聞いてください。お役に立てれば幸いです!

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