高3 秋 長文問題集

まろ投稿 2021/11/15 06:48

高2 文系 埼玉県

慶應義塾大学法学部志望

第1志望やその他志望校の過去問をやって、自分に足りないものが英語長文の直読直解力だと分かりました。

今この時期は志望校の過去問をときまくる時期だとよく言われますが、上記の場合、一旦過去問をストップして過去問と同じレベル?の、学校や市販の長文問題集(過去問と違ってsvoc,音声,それと長文をマクロに捉える英文構造解説ある&問題は傾向が違うので解かない)をどんどん読んでいくのは正しいのでしょうか…?

それともこういう場合どんどん過去問解きすすめていけばわざわざ問題集にいかなくても直読直解できていくものなのでしょうか…

まだ「めちゃたくさん過去問解いた!」って程でもないのですが、このまま過去問解いていって(英語長文にかぎり)力がついていくのか不安です。

すでに英文解釈は基礎〜応用までやりました。

先輩方の意見を聞かせてください

普段あまり相談しないもので…稚拙な文章ですいません🙇‍♂️

回答

パンジャ投稿 2021/11/15 10:36

慶應義塾大学経済学部

直読直解力をつける1番の方法は音読だと思います。ひたすら音読です。

音読が1番いい勉強法である理由は、英語話者と同じように、文の頭から尻まで順当に読みながら内容を把握出来るようになるからです(英語を英語で読む感覚)。これは簡単に身につくものではないですが、結果的に速読力・精読力の向上にも繋がりますから欠かせないものなんです。

逆に参考書等に頼りすぎると、英語を英語で読むという感覚は全く得られずに、主語だ動詞だ関係代名詞だなどそれこそ直読直解の邪魔をする要素を使って、日本式の解釈をしてしまうことになると思います。

実際のやり方ですが、1日に中短文なら3〜5個、長文なら1個を音読しながら内容把握が出来るようになるまで続けます。注意しないといけない点は、音読する文の文解釈を事前に終えておくことです。

ただそれでも最初は上手くいきません。内容を暗記してしまって直読直解力を得た感覚にならない、発音が分からなくて詰まる、声出すことに集中しすぎて、内容頭入ってこない、などなど正直ストレスも溜まって地獄です(わたしの体験談)。
これを耐え抜くと徐々に文章を理解する(音読を完了する)スピードが上がっていき、テンポも良好になっていきます。その段階に入ると、文章が読みやすくなっている感覚が得られ始めると思います。
その後は速読力の追求になると思います。CD音源と同じスピードで読みながら内容把握をするというハードなものを行っていく段階です(シャドウイング)。
これらを受験勉強と並行しながら’毎日’休むことなく継続して学習を続ければ、直読直解力はめちゃくちゃつきます。

具体的には、まずは英文解釈応用から(構文理解が怪しかったら応用より易しいもの)音読し始めるといいと思います。学習済ということですから、スムーズに進行し易いかと思います。

次に、過去に使った長文等があればそれを音読していきたいです。中短文と違って長いので、時間は少し掛かりますが、実践的ですし力は大いにつくとおもいます。特にいい長文集が無ければ、
「関正生の英語長文ポラリス[3発展レベル]」
をおすすめします。SVOCがふられたものもありますから解釈もスムーズにいきますし、長文の質がいいです。色んなジャンルを読みながら、難しい英文を音読できます。またネットで音源も無料ダウンロードできるので、シャドウイングも可能です。まずは普通の音読を、その後にシャドウイングをという順序で進めていくと、確実に頑強な読解力を得ることができます。
ただし、ポラリスをするとしたら問題を解くことはしない方がいいです。問題を解くことと直読直解力の養成は繋がりが薄いですからより効率的に学習を進めていくためにも本文だけを使うというのがいいです。

そして過去問(特に志望度が高いところ)も音読がおすすめですが、これに関しては軽くでいいかなと思います。文章も多いですし、内容も受験生が到底理解できない(しなくていい)ものが多発するので、そこの深追いは非効率的になります。

とにかく直読直解力をつけるためには英文を正しい読み方で沢山読むことが重要ですから、問題を解くこととは別にして考えないといけません。
しっかりと英文を「読む時間」を「解く時間」とは別に設けて、継続的に学習していくことが大切です。

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