それでは、アメリカの大学受験に必要なものは何か?
一つずつご紹介します(^^)

1.TOEFL

TOEFLとは英語を第二外国語とする人が英語圏へ留学する際に英語力を測るために使われるテストです。TOIECや英検が、少し難しくなったものと考えてください。Reading、Listening、Speaking、Writingの4つのセクションからなり、10分の休憩時間も含め、試験時間は合計4時間半にものぼります。

合計スコアは120点ですが、普通の高校生が受験すると、最初は大体40点ぐらいが精一杯です。しかし、必要最低スコアは大学によって異なるものの、ボストン大学などの中堅大学はおおよそ85点程度、ハーバード大学などIvy League と言われる名門大学では100点が最低条件です。TOEFLは主に足切りに使われるので最低限満たしていないといけません。ここでまずかなりの英語力が必要とされると言えます。

英語の勉強法については「【早稲田・慶應】英語長文読解の勉強法」を読んでください。

2.SAT

次にSATといわれるアメリカのセンター試験のようなものを受ける必要があります。TOEFLが海外からの受験生対象のテストであるのに対して、SATはほとんどの大学がアメリカ人も含めた受験生全員に課しているマーク式のテストです。SATはMath(数学)、Writing、Reading の3つのセクションから成っています。

Math(数学)は日本で高校まで過ごした人にとってはとても簡単ですが、カリキュラムの違いで日本では習わない分野もあります。Readingでは長文読解、Writingでは文法の正誤問題とエッセイを書くという問題があります。それぞれのセクションは800点満点で採点されます。スコアの必要最低点は明記していない大学がほとんどですが、名門大学と言われる大学では合格者のほとんどがそれぞれのセクションで700点程度、合計で9割〜満点をとっています。センターと似ていますね。

Math(数学)で満点をとることは十分可能ですが、Reading では制限時間が短いにも関わらず、読む量が多い上に単語が難解なため最初は500点ですら精一杯です。Writing のエッセイでも制限時間がとても短い上、テーマが難しいのでこれまた高得点をとるのは一苦労です。

3.学校の成績表

学校の成績(教科名とその評定)を英語にしたものが必要です。一流大学なら5段階で4.5はほしいところです。

しかし、教科と評定だけでなく、その教科がどれくらい難しいものなのかも記入する欄があります。アメリカの高校では一つの教科に様々なレベルのクラスがあり、自分で選択できるので、「どれだけ自分をチャレンジしてきたか」などがみられます。最もレベルの高いクラスでBをとるのと易しいクラスでAをとるのでは違うというところまで考慮してくれるのです。だから、単純に評定が低いから能力がないと判断されるわけではありません。