確かに、入学時点で実績があり能力が著しく高い人もほんの一部います。しかし、大半は普通の大学生で、入学後のSFCの活用の仕方で多種多様な成長を見せています。サークルに励む人、研究会を楽しむ人、単位だけ取りに来る人など。詳しくは「慶應SFCの特徴まとめ?総合政策学部と環境情報学部の違い?」にまとめてあります。

2. 学生生活について

SFCでは、自分の方向性ややりたいこと、興味分野を見つけられるかが非常に大切になってくるので、その面での取り組み方次第で、大変さが変わってきます。

一般的な大変さの程度として述べられる進級については、楽な授業だけで埋めることも可能ですので、楽にしようと思えば本当に楽にできます。逆に、少人数かつ課題多数の授業などやりがいのあるものも、もちろんあります。

また、2014年から進級制度の変更があり、言語とデータサイエンス、情報基礎が必修になりました。後半の二つは何とかなりやすいですが、言語がからっきしの人は、多少注意しておいた方がよいでしょう。

3.内部生と外部生の違いについて

日吉や三田キャンパスでは、内部生が独特の雰囲気を持っていて、外部生が和気藹々としているなどそれぞれに傾向があるように感じますが、SFCでは内部生・外部生の違いはほとんどありません(日吉・三田キャンパスについては【早稲田・慶應】各キャンパス雰囲気の違いまとめをご参照ください)。

SFCでは、日吉や三田よりも内部生の数が圧倒的に少ないため、内部生だけで大学生活を送るようなことにはなりませんし、コミュニティに属すれば必然的に外部生と接することになります。

そのため、内部生・外部生の区別がでてくるような場面はありません。どちらかと言うと、内部生はすでに多くの大学生の友達がいるので、交友関係をさらに広げようとしなくてもいいわけで、そういうメンタルになるか、ならないかの違いだと思います。

ただ、SFCはその他のキャンパスと違い、多くの学生が個々独特の雰囲気を持っている場合が多く、内部生だから、外部生だから、という括りに収まらないケースがほとんどだと思います。

おわりに

以上、簡単に総合政策学部の雰囲気をまとめてみました。
では、また次回のコラムで。