3月は何をすれば良いのか、併願校選び

スタイルズ投稿 2024/3/4 05:14

高3 文系 沖縄県

早稲田大学商学部志望

早稲田大学商学部に落ち、浪人することになりました。今は切り替えて勉強しているのですが、具体的にどんなことを意識して勉強すれば良いかわかりません。また、私は早稲田の商学部以外行きたいとは思っていなかったので、併願を出しませんでした。来年はいくつか併願をだそうと思っているのですが、おすすめの大学学部を教えて欲しいです。

回答

きさらぎ投稿 2024/3/6 22:55

慶應義塾大学文学部

 どういったことを意識して浪人していけばいいかについて具体的な事例に一つ触れたいです。それは、時間の使い方です。浪人生は、おそらく質問者さんが思っている以上に、自分で自由に裁量できる時間が沢山あります。要は、おそらく、授業を受けている時間よりも自習している時間の方が長いのです。ですから、自分の頭でよくよく考えて時間を使うことが求められます。部活動や掃除みたいなもの全くありません。質問者さんのことを一番よく知っているのは、他でもない質問者さん自身でありますから、そのことを忘れずに、他の人をあまり頼りすぎることなく、自分自身でよく考えて時間の計画を立てることをしていただきたく思います。
 浪人生は、丸一日自由な時間があるということも沢山あります。特に土日に関しては。以下に、こういったときの時間計画の立て方の一例を示してみます。
 
 まず一日を三分割します。午前、午後、夜といった具合です。そして、一つ一つのブロックに対して2から3個やるべきことを割り振っていきます。午前はあまり時間が無いので2個、午後は時間がわりに長いのでやるべきこと3個といった風です。もし丸一日のやることリストをずらりとならべてしまうと、どこか果てしない感じがしてやる気がそがれていしまうと思います。一日中同じ水準の集中力を持続できる人なんてほとんどいないと思います。ですから、一日を三分割することによって、一つ一つの小さなブロックにてやることリストを作る感じで細分化すると気が楽ですし、切り替えができて集中も続くのではないでしょうか。実際にやることを割り振るときには、朝は頭がさえているので頭がよく働く数学を、夜はお疲れモードなので暗記物をゆっくりと、といったようにいろいろ工夫ができると思います。ぜひ自分なりのスタイルを確立して欲しいです。
 また、この三分割法を実行するうえでの心構えの話ですが、午前・午後・夜の3ブロックのうち、少なくとも2ブロック集中できたらOKだと思いましょう。繰り返しますが、丸一日集中を持続させるのはほとんど不可能です。そのための三分割法ですから。最後一日を振り返ったときに、「朝はちょっと眠くてなかなかはかどらなったけれど、午後から夜にかけては大分集中できたからよしとしよう」と、これくらいの「心の余裕・ゆとり」が本当に大切です。私たちは人間ですから、受験といえども、健全な心身が第一です。このことを頭の片隅においておいて頂きたいと思います。

 あともう一点、「すき間時間の活用」は言うまでもなく有効です。同じすき間時間でも、電車の通学の際のすき間時間とか、お風呂の時間とか寝る前とか、毎日同じような時間に必ず行うことと勉強とをセットにすると強いです。というのも、勉強が習慣化されますから。そのときに勉強していないとむしろ変な感じがするとう感覚に達するともうこっちのものです。私も電車通学のときは気が付くと英語の単語帳を持っていたました。私の英単語力はほとんどこの電車通学の時間だけで培われたものです。ですから、こういったすき間時間は有効に使うとあなたの大きな武器になります。ぜひ意識的にとりいれてみてください。

 さて、併願校選びについてですが、何よりも「自分がやりたいこと」「自分が所属した大学」を
受験することを忘れないでください。当たり前のことですが、この意識が前提的に重要です。
受かりやすそうだから、みたいな理由だと、本当にその大学に行ったときに後悔するに違いありま
せんし、何よりも受験に対するモチベーションがとてもちっぽけになってしまって、合格するものも
合格しなくなってしまいます。
 今は、YouTubeのプロモーションビデオを見たり、大学のホームページからその大学の
入試理念や教育理念みたいなものにも極めて簡単に触れられますから、ぜひ一度よってみてください。私も浪人を経験した身として、質問者さんがかけがえのない浪人生活を送られることを心より
祈っています。それでは、最後まで一年間楽しみつつ頑張ってください。応援しております。

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