早稲田の長文について

トックい投稿 2020/11/30 22:03

高3 文系 神奈川県

早稲田大学文化構想志望

早稲田文構、商志望の一浪です。
河合塾の記述模試で偏差値が63くらいなので基礎は固まっていると思います。早稲田の問題解いても5割ほどしか取れず、時間がオーバーしてしまいます。ゴリゴリに音読をしまくって読むスピードを上げていこうと思っています。最近はパラグラフリーディングの参考書をやっていますがいまいち自分で解いている時にできてないと思っています。やはりひたすら読むスピードを上げた方が点数が上がりますか?

回答

#かーきん投稿 2020/12/2 00:09

早稲田大学商学部

読むスピードをあげることももちろん大切ですが、参考書通りの読み方が自分に本当に適合してるのか、という点も考え直してみる価値はあると思います。

これは個人的な体験談ですが、僕自身も現役時代に某予備校でパラグラフリーディングの授業を取っていました。その際に教わったメソッドを信じて英語を勉強していましたが、そこまで著しい成長は見られませんでした。

そして浪人した際、別の予備校で早慶演習の授業をとっていた時にまた別の読み方を教わりました。その時に学んだのが「ブロックリーディング」です。

パラグラフのいくつかを束ねて、MARCHレベルなら15〜20行ずつ、早慶レベル24行単位で区分けします。すると、2〜3パートの区分けができると思います。

1パート3分半くらいで読めるようにひたすら訓練します。この3分半というのがミソです。

これ一回やってもらえればわかるんですけど、そんなに早くもないし、遅くもないので内容はしっかり頭に入るギリギリのスピードだと自負しています。

ここで大切なのは、早すぎてもだめ、遅すぎてもダメ、とにかくこの3分半という時間ぴったしくらいに読み終えられるようにトレーニングしていきます。トレーニングすればするほど、一文一文を処理するスピードが次第に早くなり、より正確に意味を取れるようになります。だからといって早くしてしまっては元も子もないので、このスピードをしっかり維持してください。

1パート読み終わるごとに、内容合致を吟味し、その後に下線部問題を処理していきます。

なぜ最初に内容合致なのかというと、読んで内容が色濃く残っているときほど正誤判定がしやすく、間違いを防ぎやすくなります。国語でも英語でもそれは同じで、後々になって内容合致や正誤判定を行うと、途中で解いた問題の内容に左右されて、解答にブレが生じます。
元々、この方法は早稲田の政経や法のあの大量のTrue or False問題の対策の為に編み出したそうですが、僕の場合これを社学や商に転用した結果、8割は堅くなりました。

もし、政経や法を受験予定であれば、読む前にさきに正誤判定の文を読み(ここでは全文読むわけではない)、キーワード(名詞)だけ見ておきます。名詞は基本的に間違いにしにくく、本文のものが使われやすいのでそれを先に見ておけば、パート1つ読み終わった際にどの正誤判定を解けばいいのかすぐわかるので、とても効率が良く、正答率もグンとあがります。

これくらいの区切りが、私にとって1番解きやすく、正答率も安定する読み方だったので、これを採用することにしました。

人によってアタマは異なるし、得意不得意があって当然です。人によって支持する先生も異なれば、参考書だって多種多様です。

やり方が一通りではないからあれほど各出版社がこぞって参考書を出すし、同じ出版社でも先生が違えば出してる参考書だって違います。

自分に合ったやり方がきっとあるはずです。
模索してみてください!

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