早慶間における就職格差

下の画像は、早稲田大学と慶應義塾大学の公式ホームページから引用した就職先ランキングトップ20です。
早稲田は2013年度、慶應は2014年度のデータになります。

(出典:http://www.gakuji.keio.ac.jp/life/shinro/3946mc0000003d8t-att/1_joi_2014.pdf)
(出典:http://www.waseda.jp/career/event/2014/2013careerdata.pdf)

両校ともトップ3はメガバンク3行が占め、その他にも多くの共通している企業があります。
両校を違っているのは、赤いラインが引いてある企業です。

早稲田には、公務員色があります。また早稲田では教員出身者の多さも有名であり、東京都教員が9位となっています。公務員・教職とちょっとお堅いけど安定した職業がカラーとなっているようです。

逆に慶應は、金融・証券・保険業界に目立った実績を残しています。どれも荒々しくカネを扱う業種です(笑)それらに加えて慶應義塾大学病院が5位にランクインして、慶應は全体的に高給を取りにいっているイメージがあります。

また、慶應は高給取りとして知られる総合商社への就職に非常に強い学校です。2014年では、5大商社全てにおいて、就職人数トップは慶應義塾大学でした。週刊ポストには以下のように書かれています。

年収差に大きな影響を及ぼしているのが「就職先」だろう。『週刊ポスト』8月15・22号で調査した「就職ランキング200社」によれば、高給で知られる総合商社では慶応が早稲田を圧倒している。慶応は三菱商事、三井物産など大手5社すべて採用人数トップ。メガバンクなど金融系も、三菱東京UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループなど慶応が優勢だ。

(引用:http://www.news-postseven.com/archives/20141105_284882.html)