こんにちは。
慶應義塾大学の3年生です。

今回は、「早慶の併願受験は有利か不利か」ということについてお話できればと思います。

結論から言うと、早慶の併願受験は、(早慶に入れればどの学部でもいいのであれば)有利だと考えています。

併願

併願と単願の違い

医学部や理工学部など一部の学部を除くと、慶應は「英語、地歴、小論文」の3科目が、早稲田は「英語、地歴、国語」の3つが受験科目になります。

併願受験する場合、慶應第一志望の人にとっては新たに「国語」が加わり、早稲田第一志望の人にとっては「小論文」を一から学ぶ必要が出ます。

つまり、併願と単願の決定的な違いは、3科目か4科目かという、「受験科目数の違い」です。

併願受験は不利なのか

多くの受験生が、受験科目が3科目から4科目に増えることによって、1科目あたりに割ける勉強時間が減り、第一志望合格が危うくなってしまうのではないか、それなら初めから3科目だけに集中した方が…と考え、結局単願受験をします。

併願受験をすべきかどうか、という問題は、「受験科目が1科目増えることによって成績が伸びず、そのせいで受験に失敗するリスク」と「受験できる学部の数が倍になるメリット」の天秤です。